千葉県内申書の仕組み


千葉県の公立高校では、学力検査+調査書+個別試験で合否が決まります。

1.学習の記録

令和2年度入試まで使われた調査書の「学習の記録」では、「中学校評定合計平均値」は、換算内申を算出するときに使用されていました。
基準値α=95として「合計値+95-中学校評定合計平均値」が換算内申として利用されてきましたが、令和3年度から換算内申は廃止となり、生徒の内申点が直接使われることになりました。
中1から中3まで、9教科について5段階で評価が記載され、3年間で比較すると、オール1の場合1×9教科×3年間=27点となり、オール5の場合5×9教科×3年間=135点となります。
この差が、入試ではそのまま点差となります。
なお、不登校などで試験を受けていないなどしたときは、斜線になっていますので、0点ということになります。
私立高校入試では、主に中3部分が使われ、内申基準値に達しなかったり、「1」があるときは入試相談が通らないことになります。

【評定を上げるには】

では、評定を上げるにはどうしたらよいのでしょうか?

1.中間テスト・期末テストの得点を上げる

当然ですが、定期テストの結果が内申点に大きな影響を与えます。
ですから、テスト勉強をしっかりやって、中間テスト、期末テストの得点を上げることはいちばん大切なポイントです。

2.授業態度が意外に大きい

授業態度。「授業中に寝ている」「スマホを鳴らした」「マンガを読んでいる」「私語が多い」・・・など、このような態度では先生の評価は低くなります。
先生の方をしっかり見て、授業を受けている。
先生に質問には、積極的に手を挙げて答えている。
などは、評価アップに大きくつながります。

3.提出物をしっかりだす

ノートやワークなどの提出物は、期限を守ってしっかり提出することです。
・字がきたない
・字がうすい
・字が小さい
・カラーが使われていない
などは減点対象になります。

2.総合学習の記録・出欠の記録・行動の記録

①総合学習の記録
これは、合否の参考にはなっていないようです。

②出欠の記録
欠席日数が多い場合は、「審議の対象」になります。
なぜ、欠席が多かったのを事前申告することができます。
私立高校入試では、年間10日以上の欠席は入試相談を通らないことが多くなります。

③行動の記録
〇の数によって「加点」されることがあります。高校ごとに扱いがことなります。

3.特別活動・部活動の記録

●特別活動の記録
生徒会活動と部活動の記録は「加点」対象になります。
特に県大会以上のレギュラーメンバーは進学校でも「加点」の可能性が高いです。
長生高校でも、県大会のレギュラーメンバーは10点の加点があります。
しかし2020年度、新型コロナの影響で大会や演奏会がほぼすべて中止になってしまいました。
このため、部活動の部分の「加点」はどうなるか不明です。

生徒会は、生徒会長などだけでなく、クラス委員長なども加点の対象になることがあります。

●特記事項
これは、英検、数検、漢検などの資格試験などが加点の対象になります。
3級以上が目標ですが、例えば、茂原樟陽高校などでは、「検定試験を受験したことじたいを評価する」として、5級や4級でも加点の対象になります。
一方、長生高校などでは「それは学力検査で見ている」としてまったく加点されないこともあります。

私立高校では、加点の対象になったり、出願基準の1つになったりするので、できるだけとっておくことがポイントになります。

【まとめ】
内申アップのためには、
①定期テストでしっかり点をとる
②授業態度の改善
③提出物をしっかりと
④部活動は積極的に(とくに結果を残すと有利)
⑤生徒会、クラス委員なども積極的にやろう
⑥英検、漢検、数検を受けよう
⑦欠席日数が多いと不利!

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