今日の小6は算数が「拡大図と縮図」、国語が「柿山伏」。
公立中学に進学する多くの生徒は、受講がありません。
都内や千葉県でも千葉市以北は、小6の約半数が、私立中学や公立中高一貫校などを受験して進学していきます。
NHKのチコちゃん風に言えば、
「ボーッと生きてんじゃねぇよ」
みたいな状態になりがちです。
田舎の小学生に必要なことは。
英語。小学生英語が普通になっているので、英語ができないと、中学からかなり苦労します。
①教科書の音読ができる
②その日本語訳ができる
③その英文が書ける
でしょうか?
②は、日本語が助詞で主語や目的語を表すのに、英語では語順で表すことが理解されているか必須です。
〜は、〜を、〜する。
英語ができない生徒は、この「は」「を」がなかなかでてきません。
日本語的には小4の国語の文法が身についていないのです。
いやいや、小4の国語は大丈夫ですよ。
と思ったら、まず90%の子どもは十分でないことを知っておいて下さい。
実際、ある塾でセンター試験間際の高3生に小4からの国語を練習させたら、国語も英語も得点が大きくアップしたそうです。
英語が伸びない理由は、国語が論理的に読めていないことが、かなりあります。
主語、述語の関係などが、論理的にとらえられていないのです。
なんてなく、で終わっているからです。
だから、進学塾好学舎の中学英語では、しつこいくらいに主語、述語〈動詞〉を聞きます。
だから、国語が大切なのですね。
勝手読みや、読み飛ばしを防ぐには、音読させるしかありません。
すると、かなり勝手読みしていることがわかります。
読解力は、母語、つまり日本語より英語が上になることはありません。
漢字、語彙→音読→読解力→国語力→英単語→英文法→英語力となるわけです。
どれも簡単に身につくわけではなく、地道な努力が必要です。
さて、中2地理は、地形図の復習をやりました。
小6の算数と、まったく同じ。
縮尺○なら1kmは何cmか、逆に地図上の○cmは実際は何kmか。
小学校の勉強は、中学の勉強の土台です。
今日もいました。
地図上の上の方位は?
「初めて知りました」
いやいや、毎年、いっぱい。
小学生から塾に通う意味は、そういう部分をなくして、中学からも勉強がわかるようにするためです。
小学校のテストは、100点が普通です。
80点なら危険。
60点以下なら、落ちこぼれの可能性大です。