小学生は、学校の授業やテストをしっかりこなしながら、中学、高校での飛躍を可能にするための指導を徹底しています。
算数は、約分。
まぁ、当然できないんだなぁ。
約分が素早くできるためには、掛け算九九が完全に頭に入っていることと、プラスアルファが必要。
例えば27分の18だったら、「9の段」とすぐわかるのが第一歩。
次に、「一の位が0か5だったら5の倍数」のように、倍数の性質を理解して応用できるのが第2弾。
そういう地頭をつくっていかないと、全部連除法で解いていては間に合わないですよね。
分数が難しいというのも、「約分」「通分」があるから。
小5って、小数の割り算もあるし、かなり難しい。
大人にとっては簡単でも、はじめて習う子供には大変な学年です。
国語は、ワークを進めていて、今日は「秋は夕暮れ」。
「春は曙…」「夏は夜…」で、今回は「秋」。
現在の小学生の国語の教科書は古典がすっごく増えました。
いっしょに暗唱しています。
中学生で、古典が苦手、というか
「さっぱりわからない」
という生徒がいます。
ちゃんと小学校で古典の暗唱をしていたら、そんなことにはならない。
学ぶべきことが、十分学ばれていないのです。
今日は英語ではないですが、英語も中1でそうとう差が出ています。
新課程が発表になってから危惧していたのですが、それが実際になっています。
英語の読み書きができ、基本英単語600語を覚えていないで中学生になると、アウトです。
おそらく、もう一生浮上できない。
来年度からの中1の英語教科書はスゴイですよ。
小6までの英語の読み書き、コミュニケーションができないと、何もできない。
そういう子が塾に来ても、おそらく挽回するのはムリだと思います。
小6までに、英語の基礎をしっかりやっておきましょう。
英単語を暗記する、という当然のこと(漢字を暗記するのと同じ)をまずは身に着けることが必要です。