実は、小学生の算数を教えるのは、30年ぶりくらい。
小学生は国語をメインに教えていて、中学生から数学を教えるパターンでした。
というのは、算数と国語では、国語の方が教えにくいからです。
漢字はともかく、読解はなかなか難しい。
これは、中学、高校でも同じですが、中学、高校では文法や古文、漢文なども入ってくるのでまだしもやりやすい。
が、小学生に算数を教えてみると、特に、小学5年生は難しいことを実感した。
もちろん、小1の足し算、引き算、小2の掛け算九九、小3、4の割り算の商の見立てもクリアしたとして。
小5は、小数の掛け算・割り算、分数の通分・約分はなかなか強敵。
小6の方がだんぜん易しい。
ああ、ここが分岐点なのだな、と実感する。
英語の小5からの必修化でこれに拍車をかける。
新課程の英語は、小5も小6もかなりハイレベル。
かなりの生徒が、困っていると思われるのだが。
コロナの影響もあって、駆け込んでくる生徒はいない。
今の状況からみると、駆け込んできた頃には、もはや手遅れになるように思う。
一方、コロナでも塾にきた中1は、なかなか好調で、期末テストも最低8割はなんとか。
学年順位もまずまず。
問題は、出遅れた人で、これから頑張ろうという人。
半年のハンデは大きい。一日も早く追いつき、追い越す意識が大切では。
というのも、千葉県統一テストの偏差値からみると、定期テストがよすぎる。
つまり、都市部の中1は、3月から着々と勉強してきていた。
だが、田舎は、休校騒ぎで後手に回っているということ。
お金は稼げばなんとかなるが、時間はもとにはもどらない。
早く手当てした方がよいと思うのだが?