次の日曜日は、中3は千葉県統一テストです。
このテスト結果をもとに、中3は志望校に合わせて三者面談の予定です。新型コロナの感染状況によってはオンラインもあり得ますが。
今日の中3は、国語、数学、英語。
国語は、短歌の続き。
「かなって、いつできたんだっけ?」ときいたら?
先日の小6の国語で、万葉仮名、平仮名、片仮名の話をしたところ。
渡来人が中国の漢字を、朝鮮を介して日本に伝えて、日本もようやく歴史時代になる。
はじめは、漢字を日本の音に当てはめた「万葉仮名」という使い方。
万葉集は、漢字を日本風に訳した先人の苦労の賜物。だが、漢字には、音とともに意味があるので解釈には、さらに苦労があったろう。
「人麻呂の暗号」という本では、万葉集を古代朝鮮語とのアナロジーで読み解いていて興味深い。
古代、日本と朝鮮半島は、文化を共有する存在だった。
かなは、894年、菅原道真が、遣唐使を廃止する建議をして、「国風文化」が育つ摂関政治の時代だ。
菅原道真は、しかし、藤原道真の讒言により、太宰府の権帥に左遷される。
このとき、京都の自宅で、
東風吹かば 匂いおこせぞ 梅の花
と、歌い、その梅の木が、一夜にしてら京都から太宰府に飛んで行ったという「飛梅(とびうめ))の伝説をうみ。
その後、都で疫病がはやり、ついには、御所に落雷があって、火災が
あったために、菅原道真を神=天神として祀ることにした。
と、「北野天満宮絵巻」が伝えている。
東京ね湯島天神、亀戸天神は、同じ菅原道真を祀る神社で、三筆に数えられていた菅原道真を「学問の神様」と言われている。
数学は、相似の続き。
英語は、関係代名詞のwhich。