小5の算数。分数←→小数。
まずは、A÷B=A/B。これは問題ない。約分だけ。
次に、5/2とか9/4。
ここ。
1/2=0.5、2/2=1、3/2=1.5・・・。÷2では、.5、整数、.5が繰り返し現れるから、奇数÷2は、整数か.5に決まっている。
÷4は、1/4=0.25、2/4=0.5、3/4=0.75だから、11/4=2.75と即答できる。
同様に÷8は、0.125の倍数となる。
大人には当たり前だから、そういう計算は、筆算しない。
だから、生徒に
「なんでんかんでん筆算するな!頭を使え」と。
「漢字書き取りでも、ダラダラやるな!何のために書き取りするかを考えてやりなさい」と。
算数でも国語でも、他の教科でも同じこと。
「それは、何のためにやるのか、考えてやりなさい!」
勉強のできる子と、できない子の違いはそこにある。
もちろん、同じことを一回でできちゃう子と、十回必要な子はいる。
そういうことを言いたいわけではない。
いわゆる「頭の悪い子」は、やるべき目的と方法を取り違えている。
簡単な計算は、「頭のよい子」にとっては、「知ってる」ので計算しない。
同様に、8÷5は、16÷10するから、1.6と即答するんだよ!と。
いやいや、このあたり、長生高校の理系高3生でも、わかっちゃいない子が結構いる。
計算があると、いきなり筆算はじめて、かつ計算ミスしたりする。
「バカは死ななきゃ治らない」は、清水の次郎長の森の石松だが、学校の勉強に関しては、そうとも言えない。
勉強法とか、頭の使い方を工夫すると、変わってくるはずだ。
国語は、「論語」と漢詩の「春暁」
かわって中1は、数学の10月の課題は「方程式の文章題と関数」。
解答をすべて手書きにしたので、36ページ分。久しぶりの手書きで手が痛くなった。すべて途中式を書き、関数の応用は、解説も。平行四辺形のDは、直角三角形で説明していたのを今年度は、「平行四辺形の対角線はおのおのの中点で交わる」に変更し、かつ中点の公式で解く方法に統一してみた。
あとは、比例と反比例の複合では、ある点のx座標をtとかpとかとおいて、すべて文字式で一元的に解く方法に統一。
今年の中1は、割と優秀なので、高校入試や高校数学にすぐ入れるように、具体的ではない方法に。
はじめは大変かも知れないが、数学的思考、方法に慣れさせて、ブッチギリの力をつけさせようと。
中学入試組に将来負けないように。
理科は「力」。
サー・アイザック・ニュートンのことを知っている生徒もいたので。
1N≒100g。
何でか?
「ニュートンは、リンゴは落ちるのに、月は何で落ちてこないのか?と考え、運動の法則(ニュートンの運動の第二法則、運動方程式)ma=Fにたどりついた。ビルの屋上から飛び降りると、1秒間に9.8m/sずつ速くなる。これを重力加速度といって・・・」
でも、これ高校範囲だから忘れてね。
くれぐれも中学の授業では「ma=Fだからですよね」なんて、言わないでね、と念を押したが。
英語は、ようやく「三単元のs」を終えて、月と序数へ。
英語だけは、ワークで演習を徹底しているせいか、学校と差が少なく、テスト対策を、考えるとあせる。