”置き勉”


気になっていることがある。
確認テストをすると、答え以前に、問題文が読めない生徒が増えている気がするのだ。

LINEで、英語の音読をボイスメッセージで送らせる課題を出していることは以前書いた。

それで、試しに、「歴史」の教科書の音読もやらせてみよう、としたら…

なんと、「教科書を学校に置き勉しているので、できません」と。

他の学年でもきいてみたところ、早野中だけは資料集など一定のものだけ置き勉が認められているというが、他の中学校は置き勉が常態化しているのだそうだ。

「でも、それじゃ、家庭学習できないでしょう?」

さすがに中3だと、別に学校で咎められるわけでないが、すべてではないが、たいがいの教科書は持ち帰っているということだった。

もしかしたら、教科書を家に持ち帰らせると、忘れ物が増えてやっかいだーということなのかも知れないが。

さらに生徒に聞くと「みんなーしている」というのだが、この「みんな」は曲者だ。子どもたちは自分の都合のよいように「みんな」を使うことがおおい。
「~を買ってよ。みんな持っているよ」
と言われると、親は「『みんな』持っているなら、一人だけないとかわいそうだから」とつい買い与えてします。
ボクは、「みんな」と言われると、「みんなとは誰?」とつい突っ込んでしまうのだが。

道理で、長生郡市の中学生の学力レベルが全体的に低いはずだ。
もちろん教科書を家に持ち帰ったところで、家庭学習をしない子はしないのだろうが、置き勉ではやろうにもやりようがない。

テスト前だけ、ちょちょっと教科書を開くような勉強法では高校ではつまづいて当然。

そして、問題文が読めない理由もよーーく分かった。教科書を読んでないのだから、そもそも「読む」という行為ができない。「国語力の低下」もこれで説明がつく。

おそろしいことだ、と思う。

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