ルートを暗算で開く

こんにちは! 茂原市の進学塾好学舎&青葉予備校です。

教室の前方に、ずっと以前から貼ってある表です。
例えば、√98なら√49×√2=7√2と暗算できるようにトレーニングします。
どうしても思いつかないときは、素因数分解をすればよいのですが、時間がかかります。
偏差値40の生徒でも、トレーニングすれば、二次方程式に入る前にはできるようになります。

先日、ある中3生が、
「いつも間にか、学校の学習ルームにも同じような表が張られていた」と。
(実際は、1^2=1・・・のような表だそうです)
「学校がまるで塾みたいだね。あっ、考えてみると、今の学校の先生は中学校時代に塾に行っていたんだろうから、学校が塾のような教え方になるのもある意味当然だよね」

というようなことがありました。

実は、ある高校生が、片っ端から素因数分解していたので、びっくりしてしまいました。
中学校時代、どこの塾にも行っていなかったとか。
以前駅前校があったとき、大原とか勝浦とか、あまり塾のない地域から長生高校に入った子で、同じように「当然中学でに見つけているはずのテクニックや考え方を知らない」未塾児がいたのを思い出します。

中学時代に塾代をセーブできてコスパがいい・・・ように感じますが、実際のところ、それはそれであとでツケが回ってきます。
中学時代、個別だった子にも似たような傾向がありました。

中3いうと、因数分解では「たすきがけ」、次の2次方程式では「解の公式」を習いますが、必ずbが偶数のときも覚えてもらいます。
はじめは「え~っ、2つも公式覚えるのダルい」と生徒はいいますが、結局、約分がいらないので、速く、正確に解けます。
かつ、高校で「判別式」をやるときも活用できるので、中3で身に着けた方がいいわけです。
「2次関数」の三角形の面積では、必ず等積変形して考えることもトレーニングしますし、「円」では、「円周角の定理」ときに「円に内接する四角形の定理」と「接弦定理」も。
生徒のレベルに合わせて一部端折るときもありますが。これも高校数学でまた出てくるので。
「三平方の定理」の高校入試にはもちろん、高校数学で「三角比・三角関数」のためにも演習量が欠かせません。

つねに、次のステップを考えた指導が、あとあと差になってくるのです。

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