中学校の定期テストも変わってきました

教育課程の変化によって、定期テストの問題も徐々に変化してきています。
昨年度の学校のテスト問題から、その特徴をみてみます。

・あなたはクリオ先生と話をします。(1),(2)の条件にあう英文を1文ずつ書きなさい。
(1)自分の好きなものが何かを伝える。(好きではないものを書いてもよい)
(2)スポーツについて,「~は好きですか」とたずねる。[南中1年英語]
・あなたのついて答えなさい。
1 Where are you going to go for your summer vacation ?
2 What are you going to do there ?
3 睦沢町を紹介する文を、2年生になって学んだ文法を使って、2文以上の英文で書きなさい。
[睦沢中2英語]
・修学旅行の思い出を6つの英文で書きなさい。[早野中3英語]

➔パーソナルな事項についての質問です。

・下線部②のように,スギの木から離れた教室にいてもヌギの花粉症を発症する人がいる。ところが,サクラの花粉症は,ほとんどの場合,サクラの木に近づかなければ発症しない。このことを参考にしてスギの花粉の運ばれ方について,簡単に説明せよ。[長南中1年理科]

➔「風媒花」という言葉を書かせるのではなく、「花粉症」にからめて記述を求める質問です。

・ ―――線部③とあるが、どのような特徴のことを指しているのか。「・・・特徴。」という形で、三十字以内で書きなさい。
・(2)「僕」が(1)のように決心したのは、どのように思ったからか。文末が「・・・から。」という形で、三十字以内で答えなさい。[南中1国語]
・波線部Aとあるが、この手紙にはぐうちゃんの「僕」に対するどんな思いが込められている。と思うか。五十字以内で書きなさい。
・ぐうちゃんから手紙を受け取った「僕」は、どう思ったと考えられるか。ぐうちゃんに話しかける形で五十字以内で書きなさい。[南中2国語]
・ぐうちゃんの手紙には、「僕」へのどんな思いが込められているか。手紙の文面をもとにして五十字以内で書きなさい。
・冬の段で作者が「つきづきし」と言っている情景はどのようなものか。「~様子」の形になるように三十字以内で述べなさい。
・―――傍線部ウ「新しい世界と出会うための鍵」について、具体的にどう心がけることが、作られた「物語」を超えて「新しい世界と出会うための鍵」となるのですか。次の言葉に続くよう、四十字以内で考えて書きなさい。[早野中3国語]
・筆者が「作られた『物語』」を超えて真実を知るために重要だと主張しているのは、どうすることか。六十字以内で書きなさい。[南中3国語]

➔長めの記述問題がふえてきています。

・234や567や789のような3けたの自然数にある数をたすと432や765や987のように左右対称な自然数になる。もとの自然数を文字式で表しなさい。またある数を求めなさい。
[南中2数学]
・連続する2つの偶数で,大きい方の数の2乗から小さい方の数の2乗をひくと,どんなことが予想できますか。また,その予想が正しいことを証明しなさい。
・1辺の長さが√5 の正方形を書きなさい。ただし、1マスは1辺1㎝の正方形とする。[長生中3数学]

➔数学的な思考力を試す問題がふえてます。

・地図の種類の一つとしてハサードマップ(防災マップ)というものがある。ハサードマップをどのように利用して自然災害から身を守るか,自分の考えを述べよ。
・右の資料1は日本の人口推移を人ロピラミッドに表したものである。この資料を基に将来の日本の人口構成はどのようになっていくと考えられるか。「14歳以下」「65歳以上」の語句を用いて説明せよ。
・(2)の資料1のような現象が進行していくと,様々な問題が生じると考えられる。具体的にどのような問題が生じる か。あなたの考えを2つ以上述べなさい。
・右の資料2の地域では,人口の減少が問題となっている。人口の減少が進む地域で経済を活性化させるためには,どのような取り組みが考えられるか,具体的な取り組みを考えて,簡単に説明しなさい。[睦沢中2社会]

➔「あなたの意見」など、単に知識を問うのではなく、その知識をどう応用していくかを問う問題です。

・最小の目盛りが1㎜の定規を使って,ペンの長さを測ったところ,測定値は 140㎜だった、この測定値を有効数字をはっきりさせるための表し方として,もっとも適当なものを次のア~ウから選び,記号で書きなさい。
ア 1.4×102㎜  イ 1.40×102㎜  ウ 1.400×102
・次の文章の下線部分には誤りがある。誤りを直して,下線部を正しくしなさい。
「ある数aの小数第2位を四捨五入して,近似値を求めると,10.5となった。ある数aの範囲は,10.45≦a≦10.55 である。」[長生中3]

➔「有効数字」や「四捨五入の数の範囲」なども出題されています。

このように、徐々に問題が変わってきています。大学入学共通テストなどの傾向に合わせ、公立高校入試の問題も変化しつつあり、定期テストの問題も同調しつつあるようです。
これらの問題で高得点をとるためには、単に暗記やドリル・ワークに頼っているだけでは対応が難しいですね。



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