千葉県公立高校入試のしくみ

令和5年度の千葉県公立高校入試の日程

【本試験】

(1)入学願書等提出期間
令和5年2月8日(水曜日)、2月9日(木曜日)及び2月10日(金曜日)

(2)志願又は希望の変更受付期間
令和5年2月15日(水曜日)及び2月16日(木曜日)

(3)学力検査等の期日
令和5年2月21日(火曜日)及び2月22日(水曜日)

(4)追検査受付期間→SARS-COVID-19の感染や濃厚接触者は受験可能です
令和5年2月24日(金曜日)及び2月27日(月曜日)

(5)追検査の期日
令和5年3月1日(水曜日)

(6)入学許可候補者発表の期日
令和5年3月3日(金曜日)

【 第2次募集】

(1)入学願書等提出期日
令和5年3月8日(水曜日)

(2)志願又は希望の変更受付期日
令和5年3月9日(木曜日)

(3)検査の期日
令和5年3月13日(月曜日)

(4)入学許可候補者発表の期日
令和5年3月15日(水曜日)

【通学学区】

公立高校の普通科については、居住地域の学区とその隣接学区のみ志願できます。
普通科以外の農業系、工業系、商業系、理数系、国際・英語系、総合学科は県内全域を志願できます。

【学校ごとの評価の配分と独自検査の内容】

【概況】

令和4年度は、令和3年度と比べると各高校とも志願者が増えました。
令和3年度は、前期・後期入試から一回入試になったとこと、新型コロナウィルスの影響、私立高校の授業料の無料化などが相まって、史上最低の志願倍率でしたが、顕著に回復しました。
しかし、上位~中位の普通科は大きく回復しましたが、商業系、工業系、農業系、そして下位普通科は定員割れがつづき、2次募集でも定員まで受験生が確保できていない高校がほとんどでした。
この傾向はしばらく続くものと見られます。
令和3年度に続き、新型コロナウィルスの蔓延により「追試験」も実施されました。
追試験の受験者数は200名程度と昨年度の4倍以上増加しています。

【入試問題の概況】

全校が同一問題で5教科の学科試験を実施します。
全体として思考力を見る問題が増加傾向です。
特に令和4年度は数学の出題パターンが大きく変化し、計算問題が3題しか出題されず、大問も1つ減りました。
入試に向けては、基礎学力をつけることはもちろん、単なる暗記に頼るのではなく、みずから考え、表現できる力をつける必要性が高まっています。

【本試の仕組み】

 入試は2日間にわたって実施され、1日目は国数英の学力検査(国語と数学は各50分、英語は60分)、2日目は理社の学力検査と学校設定計算を実施します。
 学力検査は全県共通の問題で各100点満点です。
 2日目の学校設定検査は、面接・集団討論・自己表現・作文・小論文・適性検査・学校独自問題・その他の検査の中から1つ以上を選んで実施します。それぞれの満点を学校が決めます。
 調査書の評定(内申)は9教科の5段階評定合計45点満点を3学年とも合算した135点満点です。
 選考は、学力検査、各校が決める検査、調査書の評定や記載事項を点数化して合計し、各資料に特に問題がなければ、上位から合格者が決まります。
 学力検査では、理数に関する学科では数学と理科、国際関係に関する学科では英語の得点を、1.5倍または2倍した傾斜配点にすることができます。
 135点満点の調査書は2020年度までの後期と同様、評定合計に「K値」をかけ算した値が用いられ。多くの学校はK=1(そのまま合計)ですが、千葉高などはK=0.5、沼南高柳高はK=2のような学校もあります。

【追検査について】

 インフルエンザ、新型コロナなどで別室受験も難しいなど、やむを得ず欠席した場合の振替受検の制度で、2日分の検査を1日で実施します。試験問題は本検査と同様のレベル・量です。
 診断書等を中学校経由で志願校に提出し、承認を受けて受検します。
 本検査をすべて受けていない受検生が対象で、1日目は受検したが、2日目は高熱で受検できなかった、という場合は追試験の対象になりません。

【合格者の決め方】

 学力検査はそのまま、英語2倍などの傾斜配点の学科では600点満点もあります。
 調査書の内申点(135点満点)×K値=計算上の内申点
K値は多くは1ですが、0.5や2の学校もあります。さらに、出欠の記録や部活動、特別活動等などでの得点のある学校があります。合計得点の上位から合格者が決まります。

左上は特別活動がなく面接20点、K=1の例。右上は特別活動等がなく作文が10点、K=0.5の例。下は特別活動等50点、面接100点、K=1の例です。

【2次募集について】

 本検査で定員割れしている場合に実施されます。
 面接は必ず実施され、さらに集団討論、自己表現、作文、小論文、適性検査、学校独自問題、その他の検査のうちからいずれか1つを実施します。

【調査書の概要】

R3年度から「換算内申」が廃止になりました。
換算内申とは、県教委がきめた「95」を基準として、中学校ごとの内申平均がこれより高ければ一律にその差を引き、低ければその差を足す制度で、学校ごとに評価の差が出ないようにするものでした。
この結果、中学校ごとの差が大きくなっています。

参考〈令和3年度の東上総地区の内申平均〉
東金中  99
東金東中 93
東金西中 97
東金北中 99
成東中  95
成東東中 96
松尾中  96
蓮沼中  96
山武中  98
大網中 101
白里中  97
増穂中  98
九十九里中91
横芝中  92
光中   96
芝山中  96
茂原東中 94
冨士見中 92
茂原中  93
茂原南中 93
本納中  94
早野中  96
一宮中  97
白子中  95
長柄中  95
長南中  94
睦沢中  95
長生中  96
勝浦中  96
国吉中  96
大原中  94
岬中   95
大多喜中 95
御宿中  97

と、上下の幅がおよそ10点あります。

【調査書記載事項とは】

調査書は、1学年で9教科×オール5=27点。3学年で135点満点となります。
この他、部活動、生徒会活動、英検などの資格試験について加点があります。
その上限を各高校で決めています。

【学校設定検査とは】

平成2年度までの「2日目試験」と同じです。
千葉高校だけが「思考力を問う問題」。
他は、進学校が「作文」が多く、中位以下は「面接」「適性検査」となっています。

①面接
学習活動や学校に対する意欲・関心、あるいは一般常識を問います。
➁集団討論
複数の受験者に対して、同一のテーマを与えて自由に討論させます。
➂自己表現
決められた時間内に、受検者があらかじめ与えられたテーマに従って発表します。
➃作文
与えられた題名のもとに書きます。(自由に書かせる高校もあります)
⑤小論文
ある文章を読んで、その全体または一部について受験者の考え方で書きます。
⑥適性検査
学校・学科の特色に応じて行う実技等の検査で、運動能力に関する検査、各学校が指定する内容に関する検査等を行います。
⑦学校独自問題・思考力を試す問題
千葉高で実施されている、思考力・応用力を見る問題です。
➇その他の検査
口頭による学習内容の検査などや、思考力を問う問題

モバイルバージョンを終了