こんばんは♪ 茂原市の進学塾好学舎&青葉予備校です。
明日から、郡部の中学校は中間テストになります。
ので、中3は、試験範囲にあわせて復習です。
理科は、「進化・遺伝・生物どうしのつながり」と「イオン」。
数学は、「2次方程式の利用」「2次関数」「相似」の前半。
英語は、関係代名詞と語彙のチェックをします。
さて、「教える」仕事をつづけて、約40年。
来し方を見れば、はるか昔。
わたしは理科が専門(理学部、理学研究科)です。
しかし、高校時代を思い返してみると、そんなに理科好きでもなかったような。
高1では、地学Ⅰと生物Ⅰ・Ⅱを習いました。
地学の授業は「君たちはバカだねぇ。バカだということを自覚しなさい」という、お説教ともいえない、教科書にまったく沿っていない授業で、ほんとうに退屈しました。
定期テストで、確か地層の問題が出た時、
「この問題、できていたのは君だけだよ。どうやって解いた?」
「〇〇です」
「う~ん、合っているよ」
たぶん、これ、「バカズラしているので、何かカンニングしたんじゃないか?」と疑われていたような気が。
それで、地学にはまったく興味なし。
教員免許をとるために、大学でも授業はとりましたが。
生物は、中学校までの内容とあまりに違って興味を失いました。
かつ、最初の試験で、「次の細胞の大きさをかけ」と20個くらいあって、
「こんな細かいことを全部覚えなきゃいけないのか」
と完全にギブアップ。
生物Ⅰが50問、生物Ⅱが50問の全部で100問の試験でしたので。
だから、自分がまさか生化学を専攻するようになるとは思ってもいませんでした。
このため、生物の知識はほとんど大学院で習ったもので、英語の教科書だったので、用語が日本語より英語で覚えてしまって、教えるときに逆に苦労しました。
物理は2年の物理Ⅰは「あとはよろしく」と、式だけ書いて終わってしまう授業。
計算くらい自分で完結しろ!という意味だったのでしょう。
かつ、まだ習っていない微積分での授業でもあったので、わからないだらけ。
物理も大学で、熱力学や量子力学を習って、理解しなおした感じです。
数学もこれまた。
副担任ともう一人の2人が別々の単元を指導するスタイル。
何せ週8時間も数学の授業があった。
最初の中間テストで、
「先生、この問題試験範囲外です」
と指摘したら、一瞬ぐっとつまってから、
「それくらい予習してなきゃ」と。
「ごめん、ごめん、次からは注意するよ」という返事を期待していたのですが。
というわけで、「この先生の話聞いてもムダだな」と思って、勉強に身が入らず。
と、思い返すと、ヒドいものですね。
しかし、そういったことが、逆に「自分ではこうはしまい」という決意になっていて、「自分に非があったらすぐに生徒に謝る」とか、今の教える立場の心構えとなっています。
いいだか、悪いんだか。
いつものウルサイ外房のSEです。
「きみたちは馬鹿ですね」懐かしいフレーズ。
今は昔、私はその先生の授業で、「地学にロマン」を感じました。
。
清大納言さん
そういう人もいるんですね。
とにかく地学だけは興味を感じません。
それなのに、時に地学科進学希望者とかいて、どうしても教えなくてはならなくなると、ほんとうに閉口します(^^;