こんにちは!茂原市の進学塾好学舎&青葉予備校です。
冬期講習もとりあえず今日まで。あとは1月4日からになります。
中3生には、社会の統計資料集を渡しました。
表紙・裏表紙含めて8ページのものですからペラペラです。
でも、それでいいのです。矢野恒太朗財団の「世界国勢図会」「日本国勢図会」「データでみる県勢」などは分厚いので、データは網羅されていても、中学生には使いこなせません。
帝国書院の「地理データファイル」でさえ、約150ページもあります。
だから、最低限の統計をしっかり覚えた方がいいというのが、ぼくの考えです。
中3生の冬期・直前の数学はプリントです。
30年以上改定を行いつつ使ってきました。
表面は授業中25分で解答し、25分間解説します。裏面は宿題です。
裏面の出来具合で、どれくらい授業の内容が理解できているかが分かります。
そして、提出された裏面はこちらで〇つけして原則その日に生徒に返却します。
昨日(前々日に表面をやって)の最後の問題。
三平方の定理で、赤い辺と青い辺を表し、その長さが等しいので方程式ができます。
ここまでたどり着けたのが約3割。
復習が足りないのがよくわかります。
さらに、最終的には
0<x<1より x=2-√3
となるのですが、0<x<1の条件をちゃんと書いて、使いこなせているのが偏差値72のSくん一人。
表面で、「長さに-はないので+だよ」と解説はしてあります。
が、裏面では、1辺の長さが1なので、下限とともに上限もあります。
もう一人、x<1はわかっていた生徒はいました。
√3≒1.7(人並におごれや=1.732050・・・)なので、2+√3≒3.7になってしまう。
細かいことのようですが、この生徒たちは、あす4か月後には高校生。
こういう姿勢のままでは、高1の中間テストで打撃を受けて、早々に文系になってしまう。
高1の6月には、高2以降、文系か理系かの選択をしなくてはいけません。
塾では、単に高校受験で合格させることだけでなく、高校入学後も伸びる力をつけさせたいのです。
まだまだ鍛えなくてはなりません。
日々、生徒も教師の格闘する冬期講習です。