こんにちは! 茂原市の進学塾好学舎&青葉予備校です。
土日にテスト勉強に来ていた生徒を見て、「勉強法」と「成績」には、かなり相関があるなぁ、と思いました。
自身、高校入試、大学入試、大学院入試、生保資格試験、損保資格試験など、何度か試験を受けました。
そういう観点から。
【社会】
社会科目は、”本当は”、まじ試験範囲の教科書を3回読む
➀とにかく素早くざっと一回読む(全体のアウトラインをつかむ)
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➁図や表も見ながら、読む
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➂”覚えよう”という意思をもって読む
(ここまでがインプット)
最後にアウトプットとチェック。
ワークやプリントを解いて理解度をチェック。このときは教科書は『見ない』。
1ページごとに〇つけして、赤で訂正する。(漢字は漢字で覚える)
(テスト直前)に赤で訂正した問題と答えだけ再度チェックする。
インプットが不十分だと十分な結果がでませんが、時間がなければ、アウトプットとチェックだけでもそこそこはとれる。
【数学】
➀ワークやプリントを解く。(理想的にはノートに。高校生なら、絶対にノートに。問題に書き込んでしまうと再利用できない)
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➁〇つけは小さく、問題番号の横に。答えは「赤で書かない」(赤で答えを書き入れている生徒は例外なく数学ができない)
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➂2回目は、1回目にできなかった問題だけ拾ってやる
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➃3回目は、1、2回目にできなかった問題だけ拾ってやる
現在の教科書は、章末問題、巻末問題、別冊問題までかなりの量があるので、可能な限り早く始めてすべての問題にあたってみることが大切。
長めの問題文は、問題の内容を図解して、内容を理解する。
できない生徒ほど、問題を読まないし、図解することを億劫がる。
だから、いつまでたっても伸びない。
【国語・英語】
➀教科書を『音読する』。読めない漢字や英単語は覚えられない。国語のウソ読みをする生徒は例外なく、国語や英語の長文ができない。ウソ読みしているから、内容を曲解して、どんどん自分で物語を作り上げて、文意と違う妄想の中にいる。
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➁英文→和訳、和文→英訳をする。
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➂ワーク等で「書く」練習。
教科書本文を最低3回は音読し、できれば暗唱できていれば、定期テストで得点できないはずがない。
【理科】
生物のように暗記主体の部分と、物理のように計算主体の部分では勉強法が異なる。
暗記主体の単元は、【社会】に近い方法、計算主体の単元は【数学】に近い方法で勉強を進める。
勉強時間は、小学校では学年×10分と教えられたはず。
とすれば、ふだんの生活の中で、中1=70分、中2=80分、中3=90分は必要なはずです。
かつ、試験前は、2週間前からスタートして、平日3時間、土日5時間は最低必要でしょう。
それでも、3×12+5×2=46時間、これを5教科で割れば、1教科あたり9時間。
もし英語で3単元が試験範囲だとすれば、1単元あたりわずか3時間で以上の勉強をしなければならのですから、まさに最低ラインです。
最低ラインもクリアできずに高校生になったら、満足する成果がでないのは当然です。
「明日やろうはバカやろう」と言われるように、「やろう」と決めたら、今すぐスタートすることが大切です。